読まれる選考書類 その1
選考試験の第一関門となるのが、履歴書やエントリーシートで行われる書類選考です。
1万通、2万通にも達するエントリーシートを採用担当者は読むことができません。
基本的にはすべてのエントリーシートに目を通しているが、全部を読んでいるわけではなく、内容のない、読むに値しないと判断されたエントリーシートは、たとえ途中であっても読むのを止めてしまいます。
★代表的な選考書類★
◆履歴書
「学歴」「資格」「趣味」「卒論・研究テーマ」などに、簡単な自己PR(200字程度)を加えたものが一般的です。
◆エントリーシート
「自己PR」「応募の動機」「将来の展望」などを、それぞれ400~800字で記入するもの。
A4用紙を丸々使って「自由に自分を表現してください」といったエントリーシートもあります。
★どのような選考書類が読まれないのか★
1、誤字脱字があるもの。
誤字脱字の程度によっては、基礎的な学力がないと判断される恐れがあります。
2、スペースに対して文字が少なく、空白が目立つもの。
「やる気がない」「入社意欲が低い」と判断されてしまいます。
3、読みにくいもの。
文字が小さかったり、汚なかったり、改行がないなど、読む人に対する配慮がなされていないシートはNGです。
4、抽象的な内容
抽象的な言葉ばかりで具体的なことが何も書いていないもの や 具体的に何をしたのかがまったく見えてこないもの、
どんな学生生活を送り、どんなことに取り組んできた人なのかがまったく見えない内容は、NGです。
以上の点に気をつけて、自分の履歴書を見直してみましょう。